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◇はじめに◇
女の一生は、体の生理と切り離して考えることはできません。
妊娠に向けて、体は初潮を迎え、妊娠、出産を体験し、閉経に至ります。
時として、妊娠・出産は他の機能を損なう可能性をも秘めています。
そして、閉経後は、加齢によるデメリットが現れます。
赤ちゃんの時は紙オムツ、それから生理用パッド、おりものシート、尿もれパッド、そして大人用紙オムツ……。
ドラックストアの棚には、女の一生が隙間なく詰まっています。
赤ちゃんの時はともかく、それから後も、流れ作業のようにこれらを使い続けていく。
これで良いのでしょうか?
私は、独自の筋肉トレーニングをすることで体管理をし、生理用品に頼らない生理日を過ごしています。
そして、生涯、尿もれとは無縁でしょう。
この不快な、たれ流しにも似たサイクルから 抜け出す方法があるということを、全ての女性に知って頂きたいと願っています。
またトレーニングのメリットは、 尿もれの予防・改善はもちろんのこと、パートナーとの関係にも、大いに貢献します
いま、私が最も提唱したいことは、「排経・はいけい」です。
生理の経血を自分でコントロールして排泄することです。
今まで、大勢の方に話してきましたが、
「そんなこと出来るなんて信じられない」という反応が殆どで、女性の未来が、真っ暗になるような危機感を憶えました。
今日、大多数の女性は体の感性を眠らせたままのようです。
もしかしたら、仮死状態に近いかもしれません。
この本は、体の感性・「体の声」に導かれて生まれてきました。
読み終えてから、もういちど答えを聞かせて下さい。
そしてこのことは、健康や環境問題にも深く関わってきます。
ゴミは埋めたり、焼却する場所が常に論争の的に挙げられますが、低温度での焼却による、ダイオキシンなどの有害物質も健康管理の面で大きな社会問題になっています。
ゴミの中で、生理用品の占める割合は定かではありませんが、ナプキンの場合、一人の女性の総使用枚数が一万数千枚とか、この数字に成人女性の人数を掛けたと想像してみてください。
まして、生理用品は天然繊維のみで作られているわけではないのです。
これらの使用量が少しでも減れば、環境保全および健康維持に多少なりとも貢献することになります。
「産み育てる性」の女性に「使い捨て」は似合いません。
女性の自立は、今まで主に、経済的なことにポイントが置かれていました。
しかし、体を自分の意志で従え、自分自身が「自分の体の主人になる」ことには、より確かな手ごたえを感ずるに違いありません。
インストラクターは、あなたを一番よく知っている自分自身、あなたの「体の声」なのです。
生涯を通じて、真のパートナーでもあります。
この誠実無二の存在は、あなたが気づいてくれる時をひたすら待っています。
眠れる森の美女は、王子様の口づけで目覚めました。
この本が、あなたの中に眠る感性への口づけになることをお祈りします。

果物や野菜の皮を使ったピールアートの作品
(著者はピールアートの創始者として有名)
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