2月24日
社長は全国で生産トップの岡本靴下工場の社長の親戚にあたるそうです。それで学校を卒業してから岡本靴下に入社して、数年後に独立したということです。
いや、入社するなりすぐに新潟の永田精機に40日間習いに行かされたんや。帰ったらもう、機械が買うてある。イヤもおうもなく靴下を作り始めたんや。
その後、独立して、元々酒屋と米屋をしてた親父に営業をしてもろうて靴下をつくってたんや。中古の機械2台から始めたんやで。
うちのこだわりは元々スポーツ分野の製品や。ゴルフ用のエエもんを作ったけどコスト高で消費者のニーズと合わんかった。いくらいいものを作っても時代に合わんかったらアカンな。
今、ようやく上嶋の製品の品質がわかる人が出てきて、価格的にも納得して購入してくれる客層が出てきた。時代がうちに合ってきたってことやな。
こだわりの元は、相手からアイデアをもらって作る。要望に応えていくうちにこだわった商品に変わっていくっていうことや。
まぁ、今やったら桐生さんなんかがいろいろ情報をくれるわなぁ。お客さんこう言ってるでぇって言ってくれて、作っていく感じかな。
では、今アトピーの子供さんの靴下の相談をよく受けるんです。
絹と綿で化繊をあまり入れずに子供用のかわいいハイソックスとか作ってもらえませんか〜?(大変だと思いつつ、ちょっとまた聞いてしまいました。こだわり抜いて作られるので、もし作ってくださったらスゴイですね!)
うーん、それはなぁ。何回も聞いてるけど、それはちょっとなぁ。大変やねん。(困)
ですよね。サイズもあるし、どれだけ需要があるかわからないですしね。
ここでエコシルク社長が、「わし作ったろうか〜」と声をかけてくださいました(笑)
彼は今、子供用の5本指靴下に悪戦苦闘してくださっているので、その上にでは申し訳ないですよね。フワフワの木綿で内側にゴムが来ない靴下を頼まれて作った話をしてくださいました。
上嶋社長は新しい企画の内側絹、外側綿の織り見本を見せてくださり、とっても履き心地のいい1分丈や5分丈のショーツの出来上がりが楽しみです!
重ね履き用の先丸ゆったり綿、ゆったり絹の靴下もそろそろ出来上がります。
これは、とびきり良い綿と絹を使って編み上げてくださっています。1度洗えば関係なくなる最初の見栄えだけの仕上げ加工(型押しプレス)は省いて、できるだけ価格を抑えて販売してくれます(^_^)vありがとうございます。
上嶋社長はこのあたり一面の大地主さんでもあり、雨でも寝てても不動産所得がどっさりあるそうです(^_^)vこれはエコシルク社長の弁ですが……
でも、そんなこと全然感じさせない☆きさくで素朴なお人柄☆これからもお世話になりますが、よろしくお願いいたします(*^_^*)v
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2月24日
選挙がもうすぐで、忙しい中をアンテナショップでお話を聞きました。
靴下工場を始めた動機を聞きました。その話から小さい頃のおやつの話になり、盛り上がりました。
シキシキ:メリケン粉に砂糖と塩を混ぜてこねて焼いたもの。切って食べたそうです。あとは大きな煮干しのジャコをポケットに入れておいて、おやつにしたこと。イヤ、ほんとに懐かしそうです!
工場を始めたきっかけは?
いや、そんなんほかにやること無かったからやがな。(笑)
人に命令されるのんはイヤ。
百姓はイヤ。
学校もそないに出てない。
靴下の安もんの機械を買うて、工賃をもらって作り始めたんや。
休み無しに靴下作ったで。
当時は月に1〜2回停電日があって、その日が休みやったなぁ。3足いくらっていう、3P製品を作るのんから始めたんや。
今や、押しも押されもせぬ商工会の理事でもある靴下工場の社長さんが笑って話してくださる謙虚な言葉の数々に感動!です。
どんなに偉そうに言われても、しっくりいく感じなんですけど……。
わしの作り方には、遊び心があるねん。
従業員もようけおるし、生活かかっているから、仕事としての基本の靴下はきっちり作るけど、機械が空いてたら遊び心の靴下を作りたいんや。
前のアンゴラ100%靴下なんかは、ムチャクチャええ糸を使ってるねん。その糸がある分だけ作るねん。糸が無くなって、次に注文しても同じ糸はない。例えば今回みたいにグレーやけどな、次の糸を見たらええことなかった。そしたらええもんを作りたくて作ってるから、そんな糸しかないなら作れへん。
お客さんに悪いけど、いい糸が入ったら作る。そんな感じでやってる。
カシミヤも、あるだけで終わりや。
あんな靴下全然儲かれへん。糸が良すぎて、靴下にはどうかと思う糸やねん。
確かに履き心地ええし、ぬくいけど、丈夫さはあんまり無いねん。遊び心でないと作られへんやろなぁ。
その遊び心の中には、健康商品も出てくる。
お年寄り向けの履きやすくて脱ぎやすいもん。
介護向けの先が空いている靴下。はかせやすいやろ。みんな病院の患者さんや、看護婦さんに頼まれて試して作っている内にデザインが勝手にできてきよるねん。
なるほどですね。
やんちゃ坊主のように楽しそうに昔のおやつの話をしてくださったり、遊び心でいろいろ試される社長の心意気が感じられるお話でした。
彼の工場ではいつもチャレンジを臆さずにやってくださいます。そのわけは、この社長の精神にあるのですね!!
これからもよろしくお願いします。
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2月23日
バージンシルク社長が口を切って話し始めたのは、広陵町が昔馬見村と言われていた頃の話でした。
農業と手間仕事しかなかった奈良の片田舎の、この土地に手回しで編む靴下の機械を買ってきた人が居たそうです。
彼が小学生だった頃も、周りの人が小さい機械で靴下を作っていたそうです。
「オレ、今こんなにこわそうやけど、かわいい小学生のときもあったんやで。まぁ、今も顔がこわいだけやけどな。詳しい歴史なんかは、エコシルク社長さんに聞いてや。あの人は頭いいねんで。あんた知ってるか〜」
広陵町の靴下の歴史の、このあとは、エコシルク社長が頭が良くて、よく知っているから彼に聞いたほうがいいと言うことです。(いや、僕は靴下の歴史を別に聞いてないのです、実は)
( あとで続きを聞きました。アメリカから吉井さんという人が100年前に手回しの靴下の機械を買ってきたそうです。農業の合間にできる仕事を地主である彼が、小作の人たちの生活を潤せたら……と考えてのことのようです。でも、結局ほんとに地元に根付いたのは戦後なので、まだ広陵町の靴下の歴史は浅いということです。)
社長の靴下へのこだわりは、 製品に対して愛情を持つということ。商品に惚れ込んで、愛情を持って売っていくということ。
「オレな、惚れ込むことが、もっとも用なす根本だと思うねん」
ウーン、難しいですね。でも、なんか心に響くニュアンスです!
「何でも売れればいいってゆうのんとちがう。使う人が長〜く愛してくれる商品を作りたいんや」
そうですね〜(^_^)v
「中国から安いモンが一杯入ってくる。それに安うして対抗はできへん。本当にエエもんを作っていきたいねん。でも、それをわかってくれるまでには時間がかかるわなぁ。でも、これからもやっていくでぇ」
社長さん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします(^_^)v
今日の彼の新製品情報は、今までの絹腹巻よりも少し厚めの織りのしっかりした生地の絹腹巻を赤に染めたいということでした。
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